三重県津市を拠点に活動する女子軟式野球チーム「三重高虎ガールズ」が第22回全日本女子軟式野球学生選手権大会(8月10~12日、東京都)中高生の部、第9回全日本中学女子軟式野球大会(8月22日~28日、京都府)に出場する。同チームに所属する四日市市立西朝明中学3年の生川瑚晴さんと、同市立三滝中学2年の小森椎奈さんが8月5日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長と四日市市議会の伊藤嗣也副議長に大会へ向け、目標などを話した。
生川さんは一塁手と捕手で打順は4番。昨年は全日本中学女子軟式野球大会ではベスト8という成績を残したものの、悔しい気持ちが残った。「昨年も日本一を目指していたが全国は甘くはなかった。惜しいところまでいったけど、先輩たちと悔しい思いをしました」と振り返る。目標を聞かれ、「どちらの大会も日本一です」と力強く話す。
小森さんは三塁手。「学年関係なく、仲が良いチーム」と話し、「3年生と一緒に出る大会は最後。悔しい思いをせずに先輩たちと一緒に、この夏を終わりたい」という思いで臨む。
三重高虎ガールズは三重県内全域から中学生が集まる。これまでも全国舞台では好勝負をしていて、全日本女子軟式野球学生選手権大会では第20回大会では、2回戦で優勝したチームに敗れたものの、1点差の惜敗。全日本中学女子軟式野球大会では、第6回大会で優勝している。
2人の大会への意気込みを聞いた森市長は「四日市の選手として盛り上げてほしい」と声をかけていた。