優勝めざせ、選手13人らが決意、北勢波動流新撰会が四日市市長を訪問

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【世界大会へ決意を込める北勢波動流新撰会の選手ら=四日市市役所】

 東京・国立代々木競技場第二体育館で8月に開催される「第3回世界硬式空手道選手権大会2024TOKYO」に出場する北勢波動流新撰会の選手らが7月18日、四日市市役所に森智広市長を訪問し、大会への決意などを語った。コロナ禍もあって、この世界大会は6年ほど前にロシアで開かれて以来という。防具は身に着けるが実際に打撃もある競技だ。

 出場するのは、社会人の伊藤大輝さん(本部長代行兼務)、樋口貴紀さん、齋藤俊介さん、國分沙和さん、早瀬健治さん、横山祐美さんと、早瀬百花さん(四日市西高3年)、早瀬萌瑠さん(暁高1年)、早瀬心絢さん(西朝明中3年)、早瀬榎乃さん(下野小5年)、伊藤健さん(鈴鹿市神戸小1年)、伊藤玲空さん(桜中2年)、伊藤陸王さん(海星高2年)の選手13人と、北勢波動流新撰会の山崎英則会長や選手の保護者らも同行した。姓が早瀬の5人は父と子で、応援のお母さんとの一家で大会に臨む。

 森市長がひとりずつに大会への気持ちを聞いた。最近の大会で思うように力を出せず、悔しい思いをした選手も何人かおり、「今年こそ」「今度こそは」などの決意の言葉が聞かれた。

 森市長が「世界大会への出場者がすごく多いですね」と驚くと、山﨑会長が「うれしいことです。指導者たちがよくやってくれます」。四日市、菰野で約100人が道場に通っているが、女性も多いといい、今回、世界大会に臨む選手13人のうち6人が女性だ。