三重県は今年度の自動車税の納期内納付率が、件数ベースと税額ベースで20年連続で上昇したと発表した。2004年から納期内納付推進の取組を開始、自動車税の納期内納付率の向上を目指して、県では、広報紙やラジオ、ポスター掲示等による普及活動に力を入れてきた。
発表によると、件数ベースで88・8%(前年度88・2%)、税額ベースで88・2%(前年度87・5%)。納付手段で最も多かったのは、コンビニエンスストアで件数ベースで37・6%、税額ベースで38・8%を占める。次いで金融機関などの窓口が多かった。スマートフォンの決済アプリは件数ベースで8・1%、税額ベースでは8・5%だった。クレジットカードは、件数ベースで5・4%、税額ベースで5・8%だった。
県では、自動車税について、滞納となった人には6月26日に督促状を発付。財産調査や滞納処分など滞納整理を推進し収入未済額の縮減に努めるという。