パリ五輪の体操女子日本代表に内定した相好体操クラブに所属する岡村真選手(四日市大1年)が5月24日、練習拠点の同クラブ(四日市市大井手)で五輪への意気込みなどを話した。
パリ五輪代表最終選考会を兼ね5月16日から群馬県の高崎アリーナで開催された「第63回NHK杯」に出場、得意の平均台で優勝、個人で総合3位(ゆか3位、段違い平行棒7位)の成績を残した。NHK杯を「全体的に大きなミスはなく、得意の平均台で結果を残せた」と振り返る。体操を本格的に始めた小学3年生から目標にしていたというオリンピック出場が内定した。
初の五輪出場について、「ずっと目標にしていた大会。素直にうれしいです」と笑顔で話す。団体メンバーは十代が中心だが、「皆、世界で戦っている選手なので経験が豊富。力を合わせてメダルをとりにいきます」と意気込む。
普段から試合の前日には、会場の光景なども含め、演技のイメージを膨らませるという。自身の強みは「指先から足先まで、きれいな体操ができること」。岡村選手は「緊張よりも楽しみのほうが大きい。恐れず楽しみたい。大会まで残り少ない時間で、着地など細かいところを中心に練習へ臨む」などと五輪への思いを話していた。