ばんこ祭り開催時に無料体験会 四日市ドーム南エントランスでスケートボード 6月から一般公開

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【四日市市役所を訪れた團野会長(左から2番目)、高木館長(同4番目)ら=四日市市諏訪町】

 四日市ドーム(高木秀明館長、四日市市羽津甲)の南エントランスを利用したスケートボード用スペースの一般公開が6月から始まる。同施設の指定管理者であるJTBコミュニケーションデザインと四日市市スポーツ協会(宇佐美義文理事長)が四日市スケートボード協会(團野太一会長)へ、アーバンスポーツを用いた施設の経営改善などを相談したことをきっかけに実施が決まったという。

 四日市スケートボード協会は、河原田ローラースケートボード場での普及やイベントの実績があり、今年4月1日時点で会員数は450人。四日市市スポーツ協会は指定管理者の構成団体で、四日市スケートボード協会は加盟団体として、スケートボードをするための障害物の設置などを担う。四日市ドームの開館日の午後6時から同8時に一般公開は実施予定で、利用料金は1回2時間で、一般440円、小中学生は220円。6月以降の実施予定日が、同施設のホームページや四日市スケートボード協会のSNSサイトなどで案内されていくという。

 一般公開を前に、より多くの人にスケートボードを楽しんでもらおうと、5月18、19日に四日市ドームで開催される「よっかいちばんこ焼き 陶器まつり」で無料体験会を実施する。イベント開催時間にあわせて、小学生以上を対象に受け付ける。

 高木館長、宇佐美理事長、團野会長は4月25日、四日市市役所を訪れ、無料体験の実施や一般公開について同市の森智広市長に報告した。一連の流れを聞いた森市長は「盛り上がってもらうのが一番。楽しみですね」と話していた。