四日市市交通安全協議会の総会と交通安全大会が4月24日、市総合会館であり、協議会の事業計画を審議し、交通安全功労者の表彰、交通安全宣言の採択などをした。交通安全宣言では①子どもと高齢者の交通事故防止②自転車の安全利用の推進③全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底④飲酒運転の根絶、についての率先実行などを盛り込んだ。
総会では、協議会の会長を務める森智広市長があいさつした。三重県警のまとめでは、四日市市では2023年の人身事故件数は前年比で若干減ったものの、死者は11人で前年を3人上回った。こうした状況を踏まえ、森市長は「いっそう気を引き締めて活動を進めたい」などと話した。
交通安全大会では、この1年の交通安全教室などの活動状況が報告され、「止まる」「見る」「待つ」を隊の名前に盛り込んだ交通安全教育指導員(とみまつ隊)による、安全な傘の差し方を伝える実演もあった。
交通安全功労者は7人で、鈴木主計さん、西野衛さん、川島欣弘さん、須藤博一さん、赤星正敏さん、堀内久一さん、宮西マリアさん(順不同)。協議会会長の森市長が表彰状を一人一人に手渡した。
最後に、四日市西地区交通安全協会事務局長の清水義博さんが「関係機関・団体と連携を密にし、地域ぐるみの参加・体験・実践型の活動を重点に展開する」などとする交通安全宣言を読み上げた。