ユースアメリカグランプリ2024ニューヨークファイナルの出場権を獲得した三重県四日市市の3人が3月25日、森智広市長を表敬訪問し、大会への決意などを語った。すでに日本予選で各カテゴリーのトップクラスに選ばれ、世界のバレエ関係者からも注目されている若き希望の星たちだ。
表敬に訪れたのは、杉本奈槻さん(四郷小学校5年)、森幸香さん(羽津中学校1年)、ファズリウ埜雅さん(内部中学校2年)。
杉本さんは小原芳美バレエスタジオ所属で、プリコンペティティブ部門女性に出場する。スタジオ主宰の小原さんと、スタジオ講師の山下あずみさんが同行した。杉本さんはモナコ、英国ロイヤルでの研修も経験しており、「教わったことを一生懸命にやりきりたい」などと話した。
森さんは茉莉奈バレエスクール所属でジュニア部門女性に出場。スクール主宰の田邉茉莉奈さんが同行した。森さんは「悔いが残らないように踊りたい」と話し、田邉さんは「新しい目標に向かって頑張ってほしい」と話した。
ファズリウさんは、C.J.G Ballet Studio所属でジュニア部門男子の出場権を得たが、すでにバレエでパリに留学する道が決まったという。バレエスタジオ主宰の陳建国さんが同行した。
ユースアメリカグランプリは世界中の国籍の若いダンサーを対象とする世界最大といわれる国際バレエコンクールであり、奨学金プログラム。大会には欧米などの有名バレエ団やバレエ学校の代表者らも指導などの形で入り、約10日間の演技やレッスンでの様子で才能を見出すという。有名バレエ学校に招かれ、プロへの道が開けるチャンスが待つ舞台という。