三重県桑名市のナガシマスパーランドで3月16日、ゲームやクイズで遊びながら体の仕組みを学べる科学イベント「超からだのひみつ大冒険inナガシマスパーランド」が始まった。初日は朝から多くの家族連れが入場し、迷路やモグラたたき、ふわふわなどの要素を取り入れたアトラクションを楽しんだ。子どもが好奇心を示す、うんちやおならの遊びもある。5月6日まで。
キャラクターの大きな口が遊びの入り口。食道から胃や腸、心臓や肺、最後は肛門まで、30種類を超すアトラクションが並ぶ。全長約40メートルのからだの中をたどる感覚で会場がつくられているという。
胃の中では消化の仕組みが映像で見られ、その横では、食べ物に見立てたピンポン玉を正面の胃の的(胃酸)に打ち込む「胃酸キャノン」が人気。心拍音を聞いてどんな生きものの心臓かを当てる「心拍音クイズ」、ボタンを押すと、くしゃみのように風が噴出する「くしゃみ体験マシーン」、肺の門から入ると中がふわふわの迷路になっている「はいほうメイズ」など、どれもにぎわっていた。
アトラクションで遊びながら進むと、最後は滑り台に乗ってお尻から滑り出す「お尻すべり台」、その前には、子どもが登れる大きなうんちの像も。会場の出口付近には黄金のうんちを祀る「うんち神社」があり、健康にご利益があるということもあり、手を合わせる子どもたちもいた。
複数の人のイラストのお尻が光ったらボタンにタッチする「おならハンター」、ポンプを押して風船の肺に空気を送り込む「肺!High!ポンプ」など、有料(300円)のアトラクションも少しあり、こちらはクリアできると景品がもらえる。2歳以上はナガシマスパーランドの入場料のほかに、500円が必要になる。