四日市市北消防署と富田斎奉閣(四日市市八田)は3月13日、従業員による利用者の避難誘導や通報などの内容で、消防訓練を実施した。
3月1日から7日まで全国で展開された春の火災予防運動に伴うもの。富田斎奉閣2階にある給湯室から出火した想定で訓練は行われた。
訓練では「お客様、避難をお願いします」と従業員が、部屋を確認しながら声を掛けて回った。初期消火で従業員が負傷した想定で、電話で通報し状況を伝えることも行われた。
消防士が建物に入り、負傷者を救出。最後は消防車3台による一斉放水で訓練は終了した。訓練を終え、富田斎奉閣の担当者は「非常に有意義な訓練。いつ起こる分からないことで、今後もお客様の安全のために、火災予防や備えに努めます」などと話していた。