春の全国火災予防運動が3月1日から7日まで展開されることに関連し、イオン四日市尾平店で四日市市消防本部の職員と同店従業員、神前分団らによる特別消防訓練が2月24日午前8時から行われた。
訓練は震度6弱の地震により、店舗3階から火災が発生し従業員らによる自衛消防隊が消火活動をしたにもかかわらず延焼し負傷者が出たという状況で、逃げ遅れた人が屋上にもいる想定。消防隊によるけが人の救出、救急隊による救護訓練などが実施された。
消防車両10台が建物横に並び、最後ははしご車などによる一斉放水があり、訓練は終了。訓練後の同店の関係者による講評では、元日の能登半島地震の際に四日市市内でも揺れを感じたことを例に挙げ、「災害はいつ何時起こるか分からない。そのときにしっかりと安全に身を守っていただきたい」と話していた。