テレビ向けの1幕オペラとして制作され、1951年のクリスマスイブにアメリカで放映された「アマールと夜の訪問者」が、2月4日(日)に四日市市文化会館(同市安島)で上演される。出演者らは1月26日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に見所や公演への思いなどを話した。
市民オペラの次代の企画として、大ホールではなく中ホールに当たる第2ホール(593席)を使用。子どもから大人まで気軽に鑑賞できるオペラ公演の創作を目指し、稽古に励んできたという。
市役所を訪れたのは、アマール役の槙田栞さん、アマールの母役の東川恭子さん、バルサザール役の藤井由幸さん、稽古の際にピアノ演奏を担当する高取紀恵さん。森市長にそれぞれが演じる役などについて話した。
槙田さんは7歳のころ、第6回公演に児童合唱団として出演したそうで、今回のアマール役を演じることに「とにかく必死です」と笑顔で話す。「森市長は皆様にお会い出来てうれしい。観に行きたくなりました」と話していた。
午後1時からと同4時からの2回公演。合唱団「アミ・ダマール」に公募参加の中学生から大人までの市民も交え、オーケストラは東海3県のプロ楽団団員で特別編成した「ラサンブル・フォンテーヌ・エール」が担当する。
入場料は大人2750円、中高生550円、5歳から小学生は無料。4歳未満は入場不可。チケットは同会館で販売している。
問い合わせは同会館TEL059・354・4501へ。ホームページ(https://yonbun.com/news/20648.html)にも情報を掲載している。