VIPプランを発売、レースネーミングやS級優勝選手との記念撮影など、「四日市けいりん」

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【夜の四日市競輪場=四日市市羽津甲】

 三重県四日市市の「四日市けいりん」は、観戦用特別室「ロイヤルルーム」でレースを見るだけでなく、通常は立ち入れない競走路の内側でも観戦できたり、S級決勝のレースに名前をつけ、優勝選手と記念写真も撮影できる「四日市けいりんVIP観戦と思い出づくりプラン」を発売した。全国的に見ても特別な内容になっているという。

 市けいりん事業課によると、夫婦やカップル、家族や友人など、「競輪」の面白さを初心者にも楽しんでもらい、「競輪」に対するイメージアップを図りたいと企画したという。ロイヤルルームではコンシェルジュスタッフが競輪独特のレースの駆け引きなどを解説し、楽しみ方を教えてくれるという。専門予想紙、弁当、ドリンク、投票用キャッシュレスマネー、「四日市けいりん」のオリジナルグッズなどの特典も付いている。

ゆったりと観戦できるロイヤルルーム

 ロイヤルルームは通常開催日でも1人3000円(5名より)で予約できるが、通常のサービスに加えて、バンク内観戦、レースネーミング、優勝選手との記念撮影がセットになって、お得な内容になっているという。

 レースネーミングは、観戦当日の決勝戦(最終レース)に、家族の誕生や結婚記念など好きな内容を冠としてつけ、「太郎&花子 ウエディングメモリアル」などのレース名にできる。レースのスタート前の実況など、レース映像をDVDにしてプレゼントしてもらえる。

 対象となる観戦日は、2月22日の第11回四日市市営競輪ナイターF1最終日と、3月11日の第12回四日市市営競輪ナイターF1最終日で、定員はそれぞれ1組(5人まで)で、いすれも先着順。申し込み期限は、それぞれ2月6日、2月24日となっている。価格は1組3万円。このプランについては、2024年度のレースでも実施する計画という。申し込みは「四日市けいりん」の公式ホームページか電話(059-331-3457)から。(記事中の写真はいずれも四日市市提供)