大抽選会もにぎやか、「四日市子ども食堂55」でクリスマス特別企画

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【1等賞のグルメカタログギフトが当たり、みんなで歓迎=四日市市富州原町】

 三重県四日市市の「55カフェ」で12月13日、「四日市子ども食堂55」があり、クリスマスの特別企画、大抽選会が用意された。おかずがぎっしり詰まった超豪華なお弁当やケーキを受け取った親子らが、ガラポン(回転抽選器)を回して当たりの色の玉が出ると、みんなが拍手。にぎやかなひとときになった。

 特定非営利活動法人三重はぐくみサポートが毎月第2水曜日に開いている子ども食堂で、お弁当は100個準備。から揚げ、ウインナー、マカロニ、ホウレンソウのあえもの、ブロッコリーのサラダなどが山盛りに詰まっており、お米や野菜など、使う材料には協力の輪も広がっているという。7、8人のスタッフらが手分けして盛り付けた。

みんなでお弁当のおかずを盛り付けた

 クリスマスの雰囲気を盛り上げる大抽選会を盛り上げたのは、株式会社ファーストステップとグループ会社の8人ほど。社長の金本秀徳さんによると、子ども食堂を開いている山田知美さんとは前社長のころからの親交があり、大抽選会での協力はこれで3回目になるという。

 同社は四日市市楠町の楠地区まちづくり検討委員会が続けている「田んぼアート」にも協力しており、今年、そこで収穫した米を小袋で120余個用紙し、プレゼントした。大抽選会では1等賞のグルメカタログギフトをはじめ、大小様々なお菓子の景品が子どもたちの手に渡った。協力で寄せられた大根や白菜などの野菜、ミカンなども景品の横に持ち帰り自由で並び、「これも、もらっていいんですか」と、お母さんたちに喜ばれていた。

お米、野菜、ミカンなど、おみやげもいっぱい