四日市でよさこい「やったろ舞」、50余チームが競演、4年ぶり「制限なし」開催

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【諏訪公園メーン会場での演舞。観客の目の前で迫力満点=四日市市諏訪栄町】

 「第19回四日市よさこい祭り やったろ舞」が11月26日、三重県四日市市の諏訪公園をメーン会場に開かれた。和装を基本にさまざまな仕掛けを凝らした衣装や小道具が華やかで、近鉄四日市駅の東西は終日、音楽やかけ声でにぎやかだった。

 商店街や踊りチームの関係者らで構成する四日市よさこい祭り実行委員会の主催。四日市一番街商店街振興組合、四日市諏訪西商店街振興組合など各商店街の振興組織が共催し、四日市市や市教育委員会などが後援した。

 今回は、コロナ禍での2020年のオンライン開催、2021年のプレ大会を開催回数に数え、第19回と銘打ち開催した。四日市の顔ともいえる近鉄駅周辺の商業地域のにぎわいづくりなどを目的にしているが、地元だけでなく、各地でよさこいに取り組む仲間を四日市に招き、交流のなかで四日市の魅力に触れてほしいとの願いを込めているという。

商店街アーケード内での演舞

 会場は諏訪公園のメーン会場のほか、商店街の中の「一番街パレード会場」、近鉄百貨店北の「ふれあいモール会場」、「市民公園会場」があり、出演するチームは各会場を回りながら、それぞれの場所にあった見せ方を工夫して見学者を沸かしていた。

ふれあいモールでの演舞

 実行委員会によると、三重県内のほか愛知、岐阜、大阪、和歌山、富山などから56チーム、約1000人が参加。諏訪公園会場での飲食ブース開設、後夜祭企画を含め、4年ぶりに「制限なし」の本格開催だという。

市民公園での演舞