四日市市大井手の相好体操クラブ四日市教室で練習に励む暁高校3年の岡村真さんが9月24日から9月29日に、中国・杭州で開催された「第19回アジア競技大会」に出場、女子種目別平均台で金メダル、女子個人総合で銀メダル、女子団体で銀メダルを獲得した。岡村さんは日頃、指導を受ける外村和才監督(相好体操クラブ)と、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に結果報告と今後の目標などを話した。
獲得した三つのメダルを前に、大会の様子を話した岡村さん。「やっぱり緊張したけど、団体で銀メダルだったことが流れをよくしてくれました」と振り返る。アジア大会の体操競技女子種目別平均台での金メダルは日本史上初だそうで、「自分の力を出し切れました」と笑顔。アジアの強豪国の選手に勝利しての金メダルは、来年のパリ五輪へ向け、自信となった。
表敬訪問では森智広市長に獲得したメダルを見せた。森市長は「本当にすごい。おめでとうございます」と話していた。今後の目標は、「パリ五輪に出場しメダルを獲得する」と4年に一度の大舞台へ向け闘志を燃やす。春先にある全日本選手権やNHK杯でしっかり結果を残し、代表の座を狙う岡村さん。森市長は「ぜひ五輪で活躍する姿をみたい、楽しみにしています」と期待していた。