「Mrs of the Year 2023三重大会」でベストスピーチ賞を受賞し、11月の「ジャパンファイナル」の出場権を得た三重県菰野町在住の宇佐美友佳さん(46)が10月4日、諸岡高幸町長を表敬訪問した。三重大会で話したのは、出会った人に元気を与えられる女性になりたいと語った「私がパワースポット」という内容。ファイナルでもひるむことなく、その気持ちを表現したいという。【諸岡高幸町長を表敬訪問した宇佐美友佳さん=菰野町役場】
宇佐美さんは四日市市生まれ。菰野町で「エステサロンendear」、桑名市で「ポーラ桑名店」の2店のエステティックサロンを経営し、四日市市では特定非営利活動法人三重はぐくみサポートで子ども食堂などの活動をしている。社会人と大学生の息子さんがいる母でもある。
コロナ禍で思うようにならなかった時を体験し、今までの自分からステップアップしたいと思った時期に知人に誘われ、参加を決めたという。5月からドレスを着て歩く練習などが始まり、「本当にやり切れるだろうか」と不安な日々もあったという。
この日、表敬訪問に同行した三重大会統括プロデューサーの田中さつきさんは「不安や怖れの中から踏み出して、当日は、それまでで一番いい表情をしていた」と振り返った。ファイナル出場を決めたことに二人の息子さんから「やったじゃん」とクールな応援も得て、それも励みになっている様子だ。
ジャパンファイナルは11月4、5日、東京・新宿住友ビルの巨大屋内イベントホールで開催される。宇佐美さんは、「ファイナルも大事ですが、それ以上に、これを機会に、もっと、あらたな発信をしていける自分をめざしたい」と話していた。