ふたつのコスモス咲きくらべ、「なばなの里」は秋の花が見ごろに

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 三重県桑名市の「なばなの里」でコスモスが見ごろになった。赤、白、ピンクのスーパービッキーと、赤、オレンジ、黄色が鮮やかなキバナコスモスのふたつの種類。約4万3000平方メートルの花ひろばは、区画ごとに異なる趣を楽しめるように植えてあり、散歩も2倍の楽しさだ。ダリアや秋バラも季節入りで、もうすぐ咲きそろいそう。【ふたつのコスモスの間を散策して楽しむ来園者=桑名市長島町駒江】

 運営する長島観光開発によると、世代によって「コスモス」の言葉から思い浮かべる花は違うそうだ。年配の人には、かつて田んぼに咲いていた可憐なイメージで、スーパービッキーに近い。一方で、「コスモス」といえばキバナコスモス、という人もいるそうだ。(スーパービッキーとキバナコスモス)

 10月20日まで「ダリア・コスモスまつり」を開催中で、ダリアも赤や黄色の鮮やかな姿を見せている、約30~40センチまで育つ超巨大輪の花も咲くそうだ。ダリアの花の名前を見て歩くと、「なばなの里」と名付けられた花も見つかった。(「なばなの里」という名のダリアの花)

 ベゴニアガーデンから入場するバラ園では、花の咲くピッチも上がりつつあるよう。まもなく10月下旬にかけての「秋のバラまつり」が始まる。(咲き始めた秋バラ)