テーマは「宇宙からやってきた」 撮影エンターテインメント施設 三重・ジャズドリーム長島に9月30日から期間限定オープン

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【記者会見に登場した三井不動産の粟谷氏(左)とCEKAIの篠田氏=三重県桑名市のジャズドリーム長島】

 スマートフォンで誰もが映像クリエイターのような動画撮影が楽しめる撮影エンターテインメント施設「GINGAGA-SPACE MOVIE STUDIO-」が三井アウトレットパークジャズドリーム長島(三重県桑名市)に9月30日から2024年1月14日まで、期間限定でオープンする。ジャズドリーム長島を運営する三井不動産が多様なパートナーと次世代の街づくりに向けた事業を共創する「未来特区プロジェクト」の取り組みとして、世界的クリエイティブ集団「CEKAI」と、事業パートナーである大日本印刷と共同開発、運営するもので、マスコミ関係者らに向けた内覧会が9月26日に開かれた。

 内覧会では、三井不動産のベンチャー共創事業部・粟谷尚生氏とCEKAIの篠田哲郎氏が共同で記者会見。粟谷氏はコロナ禍を経て商業施設に新たな体験価値が求められ、20周年目を迎えた同商業施設が次のステージを目指す中で、「宇宙からやってきた映像スタジオ」をテーマに、スマートフォンがあれば、誰もがクオリティが高い映像が撮影できる「GINGAGA」について説明。篠田氏は、これまでにCAKAIが手掛けたイベントなどについて紹介があり、共同事業をしていく上での思いや目的について話した。今後は、様々なクリエイターやアーティスト、企業や地域とのコラボレーションしたイベントやワークショップも検討しているという。「創るということを通して繋がることを目指し、生活者、クリエイター、企業の”共創”の場を創ることに挑んでいきたい」と粟谷氏は話していた。

店舗入り口で来場者を迎えるGINGA ID
施設内の様子
施設内の様子

 施設内には、自分のスマートフォンの撮影機能を使って楽しめるコンテンツがある。店舗入り口にはカメラをのぞきこむと顔がスキャンされ、モニタに自分の顔が分割して投映される「GINGA ID」や、スマートフォンを指定の位置にセットし、自身を回転しながら撮影しミュージックビデオのワンシーンのような撮影が体験できる「GINGA TWIST」など、一流の撮影が自分で体験できる設備がある。電話の受話器で宇宙人に質問をするという場面を体験する「GINGA PHONE」など、様々な視点で楽しめるコンテンツがある。 

 営業時間は午前10時から午後8時まで。入場料は平日は大人1500円、大学生1200円、中・高校生1000円、小学生500円、休日は大人1800円、大学生1500円、中高生1200円、小学生650円で未就学児はどちらも無料。

 ホームページはhttps://www.gingaga.jpへ。