三重県四日市市は、8月11日から同16日の日程で姉妹都市の米国ロングビーチ市を訪問した森智広市長、樋口龍馬市議会議長らの公式訪米団の現地での活動を報告した。新しく就任したレックス・リチャードソン市長と親交を深め、再整備された「ヨッカイチ・フレンドシップガーデン」に姉妹都市提携60年の記念プレートを設置するなど、今後の友好を誓い合ったという。【ヨッカイチ・フレンドシップガーデンで友好を深めるレックス・リチャードソン市長(右から2人目)、森智広市長(その左)ら=米国ロングビーチ市、四日市市提供】
現地で姉妹都市提携60周年記念式典・レセプションが開かれ、森市長は浴衣姿であいさつ。高校生や教師の交換派遣や、医師の派遣など、多くの市民レベルの交流が進んだことを紹介し、両市の姉妹都市提携の活動がコロナ禍が明け、さらに新しいステップに進むことを願う内容を語った。(浴衣姿で友好のあいさつをする森智広市長)
市内に再整備された「ヨッカイチ・フレンドシップガーデン」には、かつて四日市から寄贈された鳥居が、きれいに色を塗り直して立っており、ここでレックス・リチャードソン市長、森智広市長ら両市の関係者が交流、60周年を祝うプレートが石を模した樹脂に埋められて設置され、友好交流促進の覚書も締結された。(さらなる友好を願って設置された姉妹都市提携60年のプレート)
森市長らは帰国が近づいてからも2019年に建て替えられたロングビーチ市の新庁舎を訪問し、リチャードソン市長とあらためて歓談。同市長をはじめとする訪日団が11月に四日市市を訪問することを確認したという。
四日市市からの公式訪米団は森市長、樋口議長と職員4人の計6人。ロングビーチ市は米国カリフォルニア州南部の港湾都市で、人口46万人余。
(写真は、いずれも四日市市提供)