ユニバ―シティゲームズやインターハイの結果を報告 相好体操クラブの選手 四日市教室で記者会見

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 相好体操クラブに所属する杉本海誉斗選手が中国の成都で開催された「第31回世界ユニバーシティゲームズ」の体操競技・日本代表チームとして出場し、団体総合準優勝、平行棒で準優勝、鉄棒で3位の成績を収めた。また、同クラブ四日市教室(四日市市大井手)を練習拠点にする暁高女子チームが全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で昨年4位を上回る団体総合3位の成績。杉本選手と暁高校の団体チームで、岡村真選手、鈴木望未選手、片岡麻美選手、竜田裕奈選手が8月18日、四日市教室で開かれた記者会見に臨み、結果報告や今後の目標を話した。【メダルを首にかけ、撮影に応じる杉本選手、岡村選手、鈴木選手、片岡選手、竜田選手(左から)=四日市市大井手】

 「久しぶりの海外での試合。緊張もせず普段通りの自分の演技ができた」と大会を振り返った杉本選手。開催地の中国チームに対する会場の歓声には驚いたが、予選よりも決勝で難易度を上げるなど強さをみせた。平行棒で準優勝、鉄棒で3位の成績を残し、「来年のパリ五輪につながる良い経験になった」と話す。今後の目標は1年後の五輪に向け、「しっかり代表に入り、平行棒で入賞、団体は金メダル」と闘志を燃やしていた。

 インターハイ団体3位の暁高女子チームは昨年の4位を上回る結果。アジア競技大会の日本代表にも選出されている岡村選手は「優勝を狙っていたけど悔しさもある。表彰台に上がれたのはうれしい、このメンバーで3位になってよかった、楽しく試合できた」と大会について話す。段違い平行棒で準優勝、ゆか3位の種目別での成績も残し、アジア大会に向け「得意の平行棒で金メダル」と意気込む。

 個人総合で3位だった鈴木選手は岡村選手と同じように「優勝を狙っていたので悔しい」と話す。国体へ向け「団体で優勝したい」と話していた。片岡選手は「高校になって初めての全国大会。3位になれてよかった。今回の大会で学んだことを生かしたい」、直前でメンバー入りしたという竜田選手は「ミスなく演技ができた。技を増やしてチームに貢献したい」と笑顔で話していた。

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