小原芳美バレエスタジオ(本部 四日市市西日野町)は創立40周年記念公演を8月25日(金)午後6時から、四日市市文化会館(安島)第1ホールで開く。ルーマニア国立歌劇場バレエ団からプリンシパルダンサーの奥野凜さん、ロベルト・エナケさんを迎え、世界中のバレエファンに愛される続ける古典バレエの最高峰といわれる「白鳥の湖」全幕を記念公演する。【創立40周年の記念公演について市長へ表敬訪問した小原さん(右から2番目)、奥野さん(同4番目)、ロベルト・エナケさん(同3番目)=四日市市諏訪町】
同スタジオ主宰の小原さん、アシスタント教師の赤瀬麻美さん、山下あずみさん、尾上あかねさんは7月25日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に記念公演への思いなどを話した。表敬訪問には、ルーマニア国立歌劇場バレエ団の奥野凜さん、ロベルト・エナケさんも同席した。
昨日は公演に向け、奥野さんとロベルトさんと一緒に、スタジオ生も練習。プリンシパルダンサーの動きに、皆が目を輝かせて注目していたという。小原さんは公演に関して「昨日も見ていて本当に楽しい舞台を四日市で見ることができるのは素晴らしいと感じました。奥野さんの美しいだけじゃない、力強い動きをみてほしい」と見所などを紹介。森市長は「ぜひ多くの方が見て感動し、公演を成功させていただければ」と話していた。
現在、チケットは「チケットペイ」で販売中で、入場料は全席指定でA席3千円、B席2500円。問い合わせは同スタジオTEL059-322-4782へ。
同スタジオは1983年に同市笹川に開設された。90年には第1回の発表会を開き、それ以降も記念公演などを開いてきた。2016年には現在本部を置く新スタジオを同市西日野町に開設した。公演に向け、主宰の小原さんは、「バレエのスターが四日市で見ることができるのはもちろん、バレエの素晴らしさ、芸術の素晴らしさに触れる機会になれば」と思いを話していた。