三重県桑名市の「なばなの里」で7月22日からサマーイルミネーションが始まる。同21日夜、報道関係用の事前撮影会があった。中央の池に天の川や和傘、かがり火を演出したほか、ベゴニアガーデンの中に高さ5メートルの夏のツリーを置き、音楽と光による幻想的な風景を見せている。【夏のツリーの周りは幻想的に光の色が変化する=桑名市長島町駒江】
なばなの里の夏のイルミネーションは今年で4年目。「なばなの里 サマーイルミネーション 天の川~日本の夏祭り~」のテーマで、中央の池は音楽も祭りばやしを思わせるような和風の演出。光が走る水面上の天の川の周辺をライトアップされた「和傘の華」や「篝火」が加わっていく仕組み。(中央の池の光の演出と、和傘のライトアップ)
巨大な屋内施設のベゴニアガーデンには、昨年、特別企画で登場したクリスマスツリーの夏バージョンが置かれ、アンスリウム、ポトス、ネオレゲリアなどの草花でツリーに仕立てている。ツリーの前のオーバル状の池からミストが噴出されると、色を変える照明で花やツリーが照らされ、サルサやサンバ、ハワイアンなどの音楽とともにさまざまな表情を見せる。
園内の散策道には約300本の竹灯籠が並び、ミレニアムガーデンには光の森のライトアップに人工の霧が漂っている。冬のイルミネーションでも人気の200メートルの光のトンネルは緑の灯りを加え、さわやか系の演出を施したという。サマーイルミネーションは9月18日まで。(光の森には人工の霧も漂う)