募金型自販機 トップスイミングクラブに設置 四日市青年会議所のサルビア基金

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 四日市青年会議所が取り組む募金型自動販売機の設置は、地域の青少年育成のために設立された「サルビア基金」へ売り上げの一定割が寄付される仕組みだ。6月30日には40台目となる募金型自販機が四日市市富田浜元町のスイミングスクール「トップスイミング」へ設置された。【設置された自動販売機とトップスイミングの田中部長(左)と四日市青年会議所青少年育成委員会の九鬼和大委員長(右)=四日市市富田浜元町】

 トップスイミングクラブでは、レッスンが終わった後に生徒同士が交流する場を作ったり、検定などに挑戦した後の楽しみとして新たな自動販売機の導入を検討。現在、0歳から高校生までの子どもが通っていて、四日市青年会議所の地域の青少年育成のための活動に賛同し、設置を決めた。

 協力会社として、ダイドードリンコとアサヒ飲料販売があり、今回はダイドードリンコの自販機が導入されることとなった。商品には菓子もあり、「頑張ったときのご褒美」としても期待される。同クラブの統括部長兼スイミング部長の田中賢二さんは「子どもたちの楽しみが増えました」と話していた。

 「サルビア基金」は活動の認知や、国際化社会にふさわしい健全な青少年を育成することなどを目的に1981年に設立された。愛称は四日市の市花サルビアが由来となっている。