三重県四日市市議会は6月19日、森康哲さん(政友クラブ)が今議会最後の一般質問に立ち、国道1号の渋滞緩和、近鉄霞ヶ浦駅西口設置、四日市港管理組合の負担割合などについて市の考えを聞いた。一般質問終了後、本会議は子育て支援の給付などを含む今年度一般会計補正予算案など14議案を委員会付託した。20日から委員会での審議が始まり、本会議再開は6月30日。
森さんは、国道1号の羽津町、富士町、金場町の各交差点での渋滞緩和策の取り組み状況などを質問。同時に、登校する児童らの安全策も求めた。近鉄霞ヶ浦駅西口の設置については、市側は、近鉄に開設の考えがなく、その中で市が設置すれば、その後の維持費なども負担することになり、現状では、市が設置することはないとした。
都市計画決定した「羽津公園」が、その後、区域内で宅地化が進むなどし、計画見直しのなかで廃止されたことについては、森智広市長が答弁に立ち、「代替公園の整備にしっかり取り組んでいきたい」と述べた。森さんは四日市港管理組合の三重県と四日市市の負担割合についても質問したが、市側は、市の意見が反映されており、今のところ、引き上げは必要ないとの考えを示した。