四日市市立図書館(同市久保田)は今年7月10日で、現在の場所に建設され50周年を迎える。開館した1973年に図書館職員として勤務し、現在はNPO法人四日市こどものまち理事を務める坂倉加代子さんと、同市松本の子どもの本専門店「メリーゴーランド」の店主、増田喜昭さんが対談形式で話をする講演会「ながいながい図書館の話」が開館50周年企画として、7月17日(月・祝)午後2時から、市文化会館(安島)第3ホールで開かれる。現在、参加者を募集している。【現在の四日市市立図書館(提供写真)】
開館当時に司書として在籍した坂倉さんは現在も子どものための読書活動などを続ける。増田さんは、メリーゴーランドを拠点に、子どもの本や居場所づくりに情熱を注ぐ。現在の図書館が開館した3年後に同店をオープンした増田さんは、司書だった坂倉さんに相談を持ち掛けたそうで、現在も親交が深いという。
講演会では、50周年を迎える現在の図書館が建設される際のことや開館後の様子、市民の生活に与えた影響など図書館の記憶、さらに新図書館へかける思いなどの話を聞くことができる。
参加費無料で定員は80人。申し込みは、同館窓口か専用フォーム(https://logoform.jp/form/7p72/250507)へ。問い合わせは同館TEL059・352・5108へ。また、6月5日(月)から同15日(木)は館内整理のため休館する。締め切りは6月28日(水)。応募者多数の場合は抽選で、当選者のみ郵送で連絡、開催5日前までに案内が届いていない場合は落選となる。