菰野町の御在所岳(標高1212m)の山上公園に自生するシロヤシオが見ごろ間近になり、初夏の山を彩っている。【白い花を咲かせているシロヤシオ(御在所ロープウエイ提供、5月16日午前撮影)】
御在所岳では、標高600m付近から、シロヤシオが自生している。ツツジ科の落葉樹で、芽吹いた葉の下に純白の花を咲かせるのが特徴。御在所ロープウエイの広報担当者によると、昨年より4日早い、5月9日に山上公園内の日当たりの良い場所で数輪の開花を確認したそうだ。
5枚の葉が車輪状に出るので別名「ゴヨウツツジ」または、幹が松のようなので「マツハダツツジ」とも呼ばれていて、山上公園内では5月下旬まで楽しめる。
御在所ロープウエイの広報担当者は「現在、御在所岳ではシロヤシオと新緑が美しい季節となっております。今年は花数も多く、見ごたえがあります」と話している。