「みえの木製品コンテスト」の受賞作品展示 ライフ・テクノサービス 運営する施設に展示

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 ライフ・テクノサービス(本社津市)は6月9日まで、三重県が主催する日常生活で使用する魅力的な木製品を対象とした「みえの木製品コンテスト」の受賞作品を県内の6施設のエントランスで展示している。同社は事業の中で、三重県材の活用に積極的に取り組んでいる。【憩いの里四日市ケアホームに展示された作品=四日市市大治田】

 展示は、四日市、津、伊賀、名張の同社が運営する介護施設、保育園など6施設で5月10日から開始。四日市市大治田の「憩いの里四日市ケアホーム」エントランスには、コンテストの受賞作品の中から、時計や鉛筆削りなどを展示。利用者も「木でできているのがいい」「かわいい」と楽しむなど、好評だという。展示期間終了後は、作品は展示先の施設で活用する予定。

 同社では、2022年以降に新設した四日市と伊賀の営業所、社員が着用するSDGsバッジにも、三重県産の木材を使用している。保育園では木製のおもちゃを積極的に活用し、介護施設内にある三重県産ヒノキでできた足湯、ベンチの補修にも三重県産材を使用して、利用拡大を推進している。2021年には、三重県から「木づかい宣言」事業者として登録を受けている。 

 作品の見学可能も可能で、平日の午前10時から午後3時までで、入居者の面会などが優先のため、事前の予約が必要。新型コロナの5類引き下げに伴い、運営する介護施設で感染症対策をしながら、入居者への面会をはじめとした立ち入り制限を緩和した。「憩いの里四日市ケアホーム」は059-373-6621へ。施設については、同社ホームページ(https://www.life-techno.jp/)へ。