市立塩浜小学校（四日市市塩浜町、山田賢治校長）がこのほど、「令和5年度子供の読書活動優秀実践校に対する文部科学大臣表彰」を受けた。子どもたちが読書に親しむための環境整備などに取り組んでいて、同小の山田校長らは5月8日、四日市市役所を訪れ、森智広市長へ表彰を受けたことや日ごろの活動について報告をした。【表彰状や活動の中で使うものを前に、日ごろの活動について話す山田校長（右端）＝四日市市諏訪町】
図書関連の業務で、携わるリブネットのスタッフも同席。同小では毎学期、図書委員会、図書館司書を中心に「図書館祭り」を企画。「読書の木」「タブレットを使っての図書館クイズ」「読書ゆうびん」「読書おみくじ」など、子どもが読書に親しむ工夫を重ねたという。
また、校舎の中庭に手作りベンチを設置。ブックトラックを置き、のびのびと読書ができる「中庭図書館」という空間づくりに力を入れた。6年生が1年生に読み聞かせをするなど、学年をこえた交流がみられるそうだ。
森市長は「表彰を受けたこと、おめでとうございます。学校全体での取り組みが素晴らしいですね」などと話していた。
