さあ行こう!2023GW  観光スポット  にぎわいに期待

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戻る客足 コロナ禍前に近い予想も

 4月29日から始まる今年のゴールデンウィーク(GW)。新型コロナ感染防止のための行動制限もなく、マスク着用ルールも緩和された中、出かける人もより多くなり、行楽地などでもにぎわいが期待される。新型コロナの影響で集客に苦戦した四日市周辺のレジャースポットも、昨年の夏休みシーズン、年末年始は前年と比べ増加がみられた。GWも盛況が期待される。【こいのぼりの飾りが美しいいなべ市の金井神社=いなべ市員弁町北金井】

 ナガシマリゾート(桑名市長島町)では、大型ジェットコースターなどがある遊園地などのナガシマスパーランド、季節の花やイルミネーションを楽しめる「なばなの里」で様々なイベントを用意している。 運営する長島観光開発の企画宣伝課倉澤寛之さん(41)は、年明けから来場者が戻りつつあり、「ここ数年にない状況で、新型コロナ前に近いお客様の来場になるのではと期待しています」と話している。御在所ロープウエイ(菰野町湯の山温泉)では、期間中に「花と野鳥のございしょ散歩」など初のイベントも企画。「県内の方はもちろん、遠方の方もお越し頂ける。周囲の温泉街も予約率がよいと聞いているので、ロープウエイや自然散策、温泉も楽しんでいただければ」と同社営業部の石田雅幸さん(35)は話す。

 

【ナガシマスパーランド「スチールドラゴン2000」と「アクロバット」(手前)=提供写真】

身近な場所に注目

 「叶の宮 金井神社」(いなべ市員弁町北金井)では5月中旬まで、色鮮やかなこいのぼり飾りで参拝者を出迎える。夏には風鈴飾りもあり、お参りや写真映えするスポットしても人気。また、カラフルな御朱印も話題となり、遠方から訪れる人も多い。

気になる渋滞20キロ以上予測

 「NEXCO中日本」ではGW期間の渋滞予測を発表した。東名阪道・伊勢道の「久居IC︲四日市IC」の上り方面で、4月29日の午後3時から10キロ未満、または10キロから20キロ未満の渋滞の発生が予測されている。GW期間中は午後3時ころから同9時くらいまでの渋滞が毎日予測され、5月6、7日には20キロ以上30キロ未満の渋滞が区間内で予測されている。下り方面では、東名阪道(四日市東I-亀山IC)で5月3日から4日にかけ、午前6時から午後3時にかけ、20キロから30キロ未満の渋滞が予測されている。