三岐鉄道北勢線の大泉駅(いなべ市員弁町)の前でネモフィラ畑が見ごろを迎えている。4月8日の土曜日は、小雨もあったが、多くの人がカメラを構え、スケッチの筆を動かしていた。特に、写真撮影ではネモフィラの青と北勢線の車両の黄の対比が映え、花ごしに列車を撮影しようとする人が多かった。【ネモフィラの青と車両の黄が映え、カメラを構える人も多い=いなべ市員弁町大泉】
ネモフィラの花畑は、大泉駅の西側の田んぼ2面で、暖かい日が続いたこともあって、早めに咲きそろったという。いなべ市、東員町、JAみえきた、地元の農家の人らが協力して、「地域に彩りを」と2021年から種をまいているといい、まだ新しい花のスポットといえる。
大泉駅のすぐ横には、農産物直売所の「ふれあいの駅うりぼう」があり、旬の野菜や果物などが販売されている。こちらも地域の人には人気で、ネモフィラと買い物の両方を目当てにしてやってくる人も多いようだ。(花ごしに列車を撮影しようと構える写真愛好家たち)