絵画や立体の作品など433点を展示 第64回北勢地区高等学校美術展 四日市市立博物館で始まる

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 北勢地区の高校から、美術部の活動や授業で制作した絵画などの作品が出品される「第64回北勢地区高等学校美術展」が3月21日から、四日市市立博物館の4階特別展示室で始まった。水彩画や油彩画、立体の作品など433点が展示されている。同26日まで。【様々な美術作品が展示された会場=四日市市安島】

 公立9校と私立4校から、水彩画、油彩画、ワイヤーアート、石彫などが出品されている。映像もあり、様々な作品をみることができる。新型コロナの感染対策として3年ほどは、準備や期間内の企画に制限を設けていた。今回は制限をすることなく3月19日に準備をして、同展を開催することができたという。

 会場には、今年度の全国高等学校総合文化祭に出品された桑名西高等学校の生徒2人の作品と、近畿地区高等学校総合文化祭の出品作品も展示。以前は恒例だったが、新型コロナの影響で開催を見合わせていた、生徒を対象にしたワークショップも行われるという。人物を描いた作品では、昨年や一昨年はマスク姿のものが、よく見受けられたそうだ。

 来場者の50代女性は「新型コロナで大変な状況だったと思うけど、迫力があったり、きれいだったり、いろんな作品があってすごい」と感心していた。入場無料で観覧時間は午前9時半から午後5時で、最終日のみ午後3時まで。