三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で3月1日、東京・銀座に本店を構えるバームクーヘン専門店「ねんりん家」が期間限定出店した。人気店の三重県内初出店だったことや、春の限定商品も販売されたことが影響してか、開店20分前から列ができ始め、午後まで常時10人余が並ぶ盛況ぶり。午後3時前には当日分がほぼ売り切れ状態だったという。【開店と同時に多くの客が並んだ店頭=四日市市諏訪栄町】
出店は2階のグリーンパティオで、7日まで。代表作の「マウントバームしっかり芽」や、春のこの時期にだけ焼くという「桜の国のマウントバーム」などが並んだ。もともと、各種マーケティングリサーチなどでトップクラスの人気を得ている店といい、客の中には「東京に出かけた時には必ず買って帰ります」という以前からのファンもいた。(「マウントバームしっかり芽」と「桜の国のマウントバーム」=写真は近鉄百貨店四日市店提供)
近鉄百貨店四日市店の販売推進課によると、もともとバームクーヘンの人気は高いというが、期間限定店の中でも今回の売れ行きはかなり好調な方だといい、出店者側も予想以上の売れ行きに驚いていたという。