老後のための資産運用を考えている人に向け、株式や債券、投資信託の選び方を学ぶ「資産運用セミナー」が2月15日、三重県四日市市日永東1丁目の市勤労者・市民交流センターで開かれ、約30人の参加者が熱心に聞き入った。【資産運用の基礎知識について話す大村さん=四日市市日永東1】
ブルクアセット(本社・静岡県)名古屋オフィスの大村鷹也さんが講師を務め、グラフなどをスクリーンに映し、「なぜ資産運用が必要なのか?」についての話から開始。物価の上昇について、外食産業の商品を例に挙げ、値上がりの状況を表示しながら話を進めた。
資産運用をするには海外に目を向けることも重要であることを説明。時折、「このグラフは何を表しているでしょうか」などと会場の参加者へ問いかけもしていた。投資信託については、なじみのある企業を具体的な例として挙げ、仕組みやメリットについて解説。参加者は聞きながらメモをとるなどしていた。
参加者には、「はじめての資産運用」と題した冊子も配られた。「まだの方には投資へ踏み出す一歩に、すでにしている方には運用方法を変えるなど、投資に向き合うきっかけになれば」とセミナーは締めくくられた。
セミナーは四日市市と菰野町でタウン情報紙「YOUよっかいち」を発行する株式会社ユーとブルクアセットが協力して開催。既に申し込みは終了しているが、2月18日にも同様のセミナーが開催予定。