三重県内の各市町で選抜された選手で駅伝チームを結成し、津市の三重県庁前から、伊勢市の「三重交通G スポーツの杜 伊勢」までの42.195kmを10区間でたすきをつなぐ「第16回美し国三重市町対抗駅伝」が2月19日(日)に開催される。新型コロナウイルスの影響で3年ぶり。JAみえきた(三重北農業協同組合)は1月19日、松井美利常務理事と江川亨金融部長が四日市市役所を訪れ、「四日市の代表選手の皆さんを応援したい」とスポーツドリンクとかぶせ茶のペットボトルをそれぞれ、5ケースずつ同市へ寄贈した。【ドリンクを森市長へ手渡す松井常務理事=四日市市諏訪町】
小学生から社会人まで、幅広い年齢層の選手が出場する美し国三重市町対抗駅伝。県内のスポーツ推進を図り、ジュニア世代の発掘や育成、スポーツを「する」「みる」「支える」など、県民の意識高揚を目的に開催している。
新型コロナの影響で第14、15回大会は中止となった。代表選手に選ばれても、大会が中止になり、選手らは悔しい思いをした。「市町の期待を背負って出場する選手の皆さんをぜひ応援したいと思いました。けががないように頑張ってほしいです」と思いを話した松井常務理事。
四日市市は2012年の第5回、17年の第10回で総合、市の部で優勝している。贈呈式は市役所8階の来賓応接室であり、松井常務理事が目録を森智広市長へ手渡した。森市長は「ありがとうございます。四日市として選手の皆さんは3回目の優勝を目指してほしい」と話していた。
第16回美し国三重市町対抗駅伝は2月19日(日)午前8時45分スタート。三重テレビで実況生中継される。ゴールの陸上競技駐車場で市町交流市場として物産展が開かれ、四日市市からは市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のグッズや地場産品を出品予定だという。