楽しく体を鍛えようと、「チャレンジトランポリン」の催しが1月7日、三重県四日市市の市総合体育館で開かれた。国内トップ選手が模範演技を見せ、指導もしてくれる内容で、初挑戦を含む小学生ら100人近くが参加してジャンプを楽しんだ。【トランポリンの跳躍を体験する子どもたち=四日市市日永東1丁目】
四日市市主催で、公益財団法人四日市市スポーツ協会と三泗体操協会が主管、相好体操クラブが協力して開いた。トランポリンでスポーツ活動の基礎づくりに役立ててもらい、競技への関心も高めてもらおうとの目的で、8年前から続けているという。
世界トランポリン競技選手権で団体優勝、シンクロナイズド2位の成績をもつ太村成見さん、全日本トランポリン競技選手権シンクロナイズド5位の成績をもつ植田太郎さん、世界年齢別トランポリン競技選手権シンクロナイズド優勝の成績をもつ宮野冬馬さんが指導にあたった。
開会後、リオ五輪トランポリン競技日本代表監督で日本体操協会専務理事の山本宜史さんの解説で、指導役の3人が模範演技を披露。中でも、太村成見さんが徐々に宙返りの回転数を上げて世界レベルの高い跳躍を見せ、子どもたちの視線をくぎ付けにした。
参加した子どもたちは幾つかのグループに分かれ、小さな跳躍から体験できるミニジャンプ台や跳び箱にも挑戦。トランポリン体験ではバランスをとるのが難しくて着地が大きく左右にずれる場面もあったが、大きくまっすぐに跳ねると空中で長くとどまり、拍手をもらっていた。