安心して暮らせる生活のヒントを提供する「消費者のつどい」が11月19日、三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で始まった。防犯、健康、環境、金融、消費者トラブルなど、暮らしにかかわる資料を置いたブースや相談コーナー、ステージイベントがあり、とくに、古い着物をリフォームした洋服のファッションショーは毎回人気といい、多くの観客が集まった。20日まで。【多くの観客が見つめたファッションショー=四日市市諏訪栄町】
四日市市と四日市消費者協会の主催。会場を入るとすぐ、協会の布あそび部によるウサギの人形やクリスマスの飾りが並んでおり、鮮やかだ。ステージでは三重県金融広報委員会によるキャッシュレス決済の解説などがあり、便利なことや注意すべきことなどが語られた。
ファッションショーは協会のリフォーム部の40人ほどで作った約30点を、会員自らがモデルになって、ステージ上でポーズもとった。協会の森喜久子会長は「会員は50代から80代が多い。タンスで眠っている着物をていねいに開いて、新しい洋服にしました。数か月の作業にはなりますが、毎回、会場いっぱいの人が見に来てくれます」と話していた。
会場は11階の近鉄アートホール。「『令和 未来につながる消費者展』~人と人とのかけ橋~」が今年のテーマで、ファッションショーは午後2時から。