お歳暮シーズン本格化、近鉄百貨店四日市店にギフトセンター開く

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 三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で11月16日、お歳暮のギフトセンターが5階にオープンした。インターネットでの注文など、贈り物の選び方は変化しつつあるが、実際に商品を見て決めたいと考える客層はしっかりあり、初日から早々と来場者が足を運び、熱心に棚の商品を見比べていた。【商品が並ぶ棚の前に立ち、贈り物を選ぶ人たち=四日市市諏訪栄町】

 お歳暮を贈る人は全体としては減る傾向にあるとされるが、今年も12月最初の土日をピークに多くの客が訪れそうだ。遅くなるほど配送状況が全国的に厳しくなるため、同店では11月終わりまでには発送手続きをしておくことを勧めている。人気の価格帯は今年も3000円から5000円程度になりそうだという。

 ギフトセンターには約1600点の贈り物が並び、入り口の「三重コーナー」などでは四日市市や県内の名産品も。送り先によっては配送料の負担も大変なため、495円の全国一律送料の贈り物も取りそろえた。

 今年、充実させたのが、「冬のごちそうグルメ」「北海道 冬のごちそうグルメ」のコーナー。お歳暮として送るのではなく、おうちで楽しめる冬の鍋や肉料理、魚介料理、和洋菓子など、合わせて約360種類を選べるようにした。贈り物を選び、もうひとつ、わが家へのご褒美としてグルメを選んでもらう作戦だ。

 ギフトセンターは12月12日まで。同店のホームページではデジタルカタログなども見られるようになっている。