細川恭子選手のトライに興奮 四日市で女子ラグビー日本代表を応援

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 ニュージーランドで開催中の女子ラグビーワールドカップのパブリックビューイングが23日、三重県四日市市であり、日本代表「サクラフィフティーン」の対イタリア戦を応援した。前半、四日市を拠点にする女子チーム「パールズ」から代表に選出された細川恭子選手がトライを決め、会場は盛り上がった。【日本代表の活躍を映像で追い、声援を飛ばす会場のみなさん】

 世界ランク13位の日本は、トライで先制されたものの5位のイタリアの攻撃によく耐え、前半はほぼ互角の戦いぶり。細川選手のトライは前半の29分ごろに生まれたが、0対5でリードされた日本が何度も何度もトライを試みるなかで決めた貴重な得点だった。

 イタリアは後半、ペナルティーゴールなどキックで得点を重ね、試合終了間際に再びトライに成功、試合を決めた。結果は8対21の敗戦だったが、応援の会場になった四日市市総合会館の視聴覚室には70人を超す人が集まり、日本代表の健闘に拍手を贈った。この日、パールズからは齊藤聖奈、谷口琴美、山本実、庵奥里愛の4選手も試合に出場し、グランドを駆けた。