「こどもがつくるこどものまち」がテーマの「こども四日市」は、小学生がさまざまな仕事や社会生活を仮想体験するイベント。2004年に始まったが、コロナ禍でこの2年半、大きな企画は中止、今秋、さまざまな場所で再開されることになり、同実行委「こども四日市Gold市民会議」は準備に活気づいている。
皮切りとして、中央通りの道路空間を活用する創出社会実験「はじまりのいち」のイベントエリアで、10月15日(土)に「こども四日市in中央通り」を開催。いつもより小さい会場のため、体験できる「おしごと」は、基本の「市民センター」「ハローワーク」「ホームセンター」「おそうじ」「とみくじ」等基本の10種類程度に絞る。
「『in中央通り』は、小規模なので、まずは再開を多くの人に知ってもらえれば」と語るのは、北浜田町在住でGold市民(実行委)歴6年の清水理樹君(高2)。小学3年で、「いらんものを売りに来た」のを契機に同イベントの魅力にはまり、同5年から子どもたちのアイデアを形にする活動に取り組んでいる。「地元が好きで、楽しくてやってきた。今の子どもたちに引き継いでいきたい」。
11月5(土)、6日(日)には、満を持して「こども四日市2022」が諏訪公園で開かれる。会議では、今年は飲食と接触のある企画は避けながらも、「スポーツセンター」の種目として「ティーバッティング」や「ゴールをねらえ(サッカー)」のアイデアが活発に出されていた。
問い合わせは、同団体公式サイト内のメールフォームから。
※2022年10月1日(212号)発行 紙面から