四日市市と菰野町を拠点に活動する空手道場「北勢波動流新撰会」(山﨑英則代表)に所属する早瀬百花さん(四日市西高1年)と萌瑠さん(西朝明中2年)の姉妹が8月28日に、東京都の国立競技場代々木第二体育館で開かれた「第36回全日本硬式空手道選手権大会」で、姉・百花さんが高校1年生の部で優勝、妹・萌瑠さんが中学2年生の部で3位に入賞した。【賞状とトロフィーを手にする早瀬百花さん(左)と萌瑠さん(右)=四日市市役所で】
4人姉妹の長女と次女で、2019年の同大会では、それぞれ出場した部で3位入賞をした。20、21年は新型コロナ感染拡大の影響で中止に。それでも稽古を続け、力をつけてきた。2人は10月6日、同会の関係者らとともに四日市市役所を訪問し、同市の森智広市長に大会の結果報告をした。
大会を振り返り「接戦だったけど、メンタルの部分で乗り越えた」と百花さん。決勝は3年前に負けた相手と対戦したが、動きを冷静に見ることが出来たという。「目標は2連覇です」と早くも闘志を燃やしていた。
萌瑠さんは決勝進出を目標にしていたという。「負けたので悔しい。次は決勝へ進み、負けた相手と戦いたい」と雪辱を誓った。
訪問時に、状とトロフィーを持ってきた2人。森市長は「素晴らしい結果。これからも姉妹で頑張ってほしい」と声を掛けた。