7月29日から31日に東京都の国立代々木競技場第一体育館で開催された「第39回全国少年少女レスリング選手権大会」で、四日市ジュニアレスリングクラブに所属する森海翔君(男子4年50キロ級)と長谷川蓮君(男子6年46キロ級)がそれぞれの階級を制した。【全国優勝のメダルを手にする長谷川君(左)と森君=四日市市役所で】
長谷川君は昨年の同大会では男子5年45キロ級で優勝、2年連続で全国を制した。森君は初出場で初優勝。2人は8月18日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に大会を振り返りながら今後の目標などを話した。
森君の決勝の相手はこれまでにも対戦したことがあったという。「相手が強いことは分かっていたし、厳しかった」と振り返る。「5年生でも優勝したい」と来年40回目の節目を迎え、四日市市で開催が決定している同大会へ向け闘志を燃やしていた。
長谷川君は準決勝で初めて対戦する相手に「少しあせったけど、セコンドに戻ったときに気持ちをリフレッシュさせることが出来ました」と振り返った。同クラブに所属していた東京五輪金メダリストの志土地真優さんのように「オリンピックで活躍できる選手になりたい」と力強く話した。
森市長は「コロナ禍で大変なときに頑張り全国制覇、本当に素晴らしい。2人で頑張ってチームを引っ張ってほしい」と期待をしていた。