サッカー元日本代表FWの三浦知良選手(55)が所属する鈴鹿ポイントゲッターズの選手らが8月17日、四日市市中央陸上競技場で9月4日に開催される「第24回日本フットボールリーグ(JFL)第20節」「鈴鹿ポイントゲッターズ対ヴィアティン三重」を前に、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長らに試合への意気込みなどを話した。【試合へ向け、市役所を訪れた三浦知良選手(左から2番目)ら=四日市市役所で】
四日市市役所を訪れたのは鈴鹿ポイントゲッターズの代表取締役ゼネラルマネージャーも務める三浦泰年監督(57)、森本美行ヘッドコーチ(61)、主将のMF橋本晃司選手(36)、三浦知良選手、四日市市出身でMF藤島樹騎也選手(25)。市役所8階の来賓応接室で四日市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」に出迎えられた。
【こにゅうどうくんの舌をひっぱる四日市出身の藤島選手】
市職員から「こにゅうどうくんの舌をのばすと願いがかなうと言われています」と説明を受けると、三浦監督から順番に舌をのばした。三浦知良選手はこにゅうどうくんとツーショット撮影も楽しんでいた。
【こにゅうどうくんとツーショット撮影をする三浦知良選手】
四日市市の森智広市長は今年3月の開幕戦に多くの観客が集まったことにも触れ、「四日市まで来ていただきありがとうございます。サッカー人気は市民に根付いている。注目されているのがよく分かります」と話した。三浦監督は「ぜひ応援に来ていただきたい」と話し、主将の橋本選手は「相手も三重のチーム。三重ダービーは盛り上がるし、素晴らしい雰囲気で試合が出来るのはうれしい」と笑顔。四日市市出身の藤島選手は「生まれた地で試合ができるなんて、最高です」と喜びながらも「ぜひ盛り上がる試合をしたい」と気合十分だった。
三浦知良選手は「いつも競技場を使わせていただきありがとうございます」と感謝の気持ちを伝え、「三重が盛り上がることがを願っています。見に来てくれた人たちが、また見に来たいと思ってくれる試合をしたい。応援してくださる方たちの思いが選手のパワーになり、子どもたちの夢にもつながります」と思いを語った。
鈴鹿ポイントゲッターズは鈴鹿市を本拠地に活動。JFLの順位は7月末時点で10位。昨年度は最終4位だった。