【わたしを楽にするモノとコト】  むくみを防いで流れを改善

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 朝、顔が腫れぼったい、夕方に靴が履きにくい、などむくみに困っていませんか。むくみは血液やリンパの流れが滞ることで、血液中の水分が血管やリンパ管の外に出て、細胞と細胞の間の水分が増加した状態。水分の摂りすぎや、体の冷えなどが原因。看護師で、リンパドレナージサロン「Cha
rming」を営む中島千恵美さん(39)に対策を聞きました。

 夏は熱中症予防のため、水分を多く摂る人もいますが、塩分を含むスポーツドリンクを必要以上に飲むと、むくみの原因に。スポーツドリンクは体を動かすときなど、発汗時に飲んだ方が良いそう。エアコンが効いた室内は体が冷え、デスクワークなどで同じ姿勢を続けると、代謝が落ちてむくむことも。長袖の服を着たり、体を動かして血液やリンパを循環させましょう。女性は筋肉量が少ないため代謝が落ちやすく、ホルモンの影響で生理前などにむくみやすくなります。入浴時に38〜40度の湯に20分ほど浸かり、体を温めると良いそう。

 顔がむくみやすい人は高めの枕にしたり、足がむくみやすい人は足枕で足を高くして寝るのもおすすめ。むくみを防ぐ着圧ソックスは、細すぎると締め付けで流れが滞り、逆にむくんでしまうので、合うサイズを選びましょう。

 中島さんは「対策をしても1週間以上むくみが取れない場合は、病気が潜んでいることもあるので、受診してください」と話していました。