四日市港管理組合は、四日市港霞ケ浦地区北ふ頭コンテナターミナル内で、昨年秋に確認された特定外来生物「ヒアリ」について、生息状況の調査と防除が6月2日に終了したと発表した。【四日市港内の公園に設置されたヒアリへの注意を呼び掛ける掲示=四日市市霞で】
環境省は、昨年10月の定期調査でヒアリの働きアリが約300個体確認されたことを受けて、生息状況の調査や防除を継続。先月末、同省の生息状況調査では個体が確認されなかったという。
同管理組合は、環境省からの調査終了の報告を6月2日に受けたそうで、同省では、今後は春と秋の年2回の定期調査は継続。時期を合わせて、念のため、ヒアリが拡散していないか確認するため、確認場所から2キロの範囲の道路や公園、緑地を対象とした調査をするという。