四日市市は5月6日、市内の医療機関が実施する新型コロナワクチンの個別接種で、市内在住の60代男性が肺炎球菌ワクチンの接種で来院したものの、医師が誤って新型コロナのワクチン接種を行ったと発表した。発表によると、接種後、すぐに医師が間違いに気づき、本人に状況を説明、特に不調は感じていないものの、今後、少しでも異変があれば対応する体制をとっているという。
市によると、男性は4月30日に該当する医療機関へ訪れた。医療機関では新型コロナワクチンと肺炎球菌ワクチンの入ったシリンジを、トレイに分けて準備したものの、医師が接種の際に誤ったという。
男性は昨年6月に1回目、7月に2回目、今年2月に3回目の新型コロナワクチンを同じ医療機関で接種していた。