三重県252人感染 介護施設と医療機関でクラスター3例 新型コロナ

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【三重県庁=津市広明町】

 三重県は4月30日、県内で252人(四日市市発表分64人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の介護老人保健施設が158例目、医療機関が159例目、介護老人福祉施設が160例目のクラスター(感染者集団)にそれぞれ認定された。県内の感染者は延べ7万1360人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市64人、津市55人、伊勢・桑名市各20人、松阪・伊賀市各15人、名張市14人、鈴鹿市12人、いなべ市8人、菰野町6人、亀山市5人、川越・紀北町各4人、志摩市3人、東員・朝日町各2人、紀宝町、県外各1人。

 県内の入院患者は前日から4人増の91人、うち重症者は変わらず3人で、病床使用率は18%、重症者用は5・8%。自宅療養者は前日から394人減の3566人となった。

 クラスターに認定された介護老人保健施設では、24日までに15人(職員2人・入居者13人)、医療機関では同日までに13人(職員4人・入所者9人)、介護老人福祉施設では25日までに31人(職員3人・入所者28人)の感染が判明した。