地場産品の魅力をPR「名品館」リニューアル 四日市

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 運営していた公益財団法人が今年3月末で解散し、四日市市の運営となった「四日市市地場産業振興センター」(旧・三重北勢地域地場産業振興センター)で「じばさん」1階にある「名品館」が4月15日午前10時にリニューアルした。記念式典が開館前にあった。【記念式典で行われたテープカット=四日市市安島で】

 新しい売り場は、現在の什器や商品の配置を生かし、工芸品ゾーンと食品ゾーンを区別、商品配置を分かりやすく、回遊しやすい売り場空間を創出。隣接する商業施設「トナリエ四日市」との連絡通路から来る人が商品を目にしやすいようにレジの位置も変更された。特に、人の通りが多いレジ前中央スペースには、店舗の拠点となる売り場も新設された。また、ロゴ入りののれんや地場産品の広報物を設置し、地場産品を販売しているイメージをより押し出している。

 式典には市や地元産業の組合関係者らが出席。四日市市の森智広市長は「四日市に来た人にはもちろん、市民にとっても地場産品の魅力を再認識する場にしていきたい」と話していた。

 リニューアルを記念して4月15日から同17日まではリニューアルオープン記念セールが開催される。時間は午前10時から午後7時で、最終日は午後6時まで。伊勢茶やごま製品、銘菓、麺類、あられ、はちみつなどが期間中は1割引きで販売される。 問い合わせはじばさん名品館TEL059-353-8101へ。