都ホテル四日市(四日市市安島 村瀬恵美支配人)1階のレストラン&ゲストラウンジ「パルミエール」が3月26日に開業する。同ホテルが現在の場所に移転して昨年11月に30周年を迎えたことを記念し、同じ場所にあった「パークサイドカフェ」をリニューアル。3月25日に報道関係者向けに内覧会が開かれた。【内覧会であいさつをする同ホテルの村瀬恵美支配人=四日市市安島で】
同レストランは三重の柔らかな朝の日差しや夕暮れ時の海に降りそそぐ光のすじをイメージとし、光に包まれた場所を目指した。座席数はおよそ50席で全席禁煙。座席を間引いたり、アクリル板を設置したりするなど感染症対策も取り組んでいる。
内覧会では株式会社近鉄・都ホテルズの西村隆至社長は「地域に根付いてここで30年間続けてこられた。このオープンでより飛躍できるきっかけになるものになればいい」などとあいさつ。同ホテルの村瀬恵美支配人は「座席や空間などくつろげるような雰囲気になっている。メインターゲットはオトナ女子の方でも、年齢に関わらずゆったりとした時間を過ごせる空間になっているのではないか」と話した。
レストランは、朝食では三重県産食材を取り入れ、自家製にこだわったメニューをブッフェで味わえる。ランチタイムは季節の食材を生かした前菜、メインをそれぞれ3種類から自由に組み合わせて楽しめる。カフェタイムでは各月テーマを変えたアフタヌーンティー、パティシエ自慢の季節替わりのデザートがそろう。17時以降は宿泊者専用のゲストラウンジとなる。時間帯に応じ、様々な過ごし方ができる。入口近くのビュッフェスペースにはこの空間をイメージして制作した同県在住の芸術家、沓沢佐知子さんの作品が置かれている。
内覧会には、四日市市の森智広市長も来場。「今後も四日市の活気づけになるような存在になってくれれば」と期待していた。
パルミエールは3月26日午前6時30分の朝食から営業を開始。宿泊者以外の方でも予約で利用可能。予約はホームページ(https://www.miyakohotels.ne.jp/yokkaichi/restaurant/parmiere/)または電話で。問い合わせ先は同ホテルTEL059-355-2806へ。