四日市市で111人感染 今年最多更新 新型コロナ

 三重県四日市市は1月30日、10歳未満から80代の男女111人(県外在住1人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。今年最多だった同28日の105人を上回った。市内の感染者は延べ5025人。

 市保健所によると、感染者の年代別内訳は、10歳未満10人、10代16人、20代26人、30代16人、40代12人、50代17人、60代6人、70代6人、80代2人。このうち45人は既に判明している陽性者の濃厚接触者または接触者。男子高校生1人が再陽性と判明した他、40代男性1人は県外事例として公表された。

 医療従事者の50代女性は市内の医療機関に勤務しているが、濃厚接触者はいないとみられる。福祉施設職員の50代女性は陽性者の同居家族で、感染可能期間内には出勤していなかった。他に、施設職員の50代女性2人はいずれも勤務先が市外だった。

 市内の1月24日から30日までの1週間の感染者は計634人で、前週(同17日から23日=計402人)と比較し1・58倍に。人口10万人当たりの感染者数は204・5人で、第6波に入って初めて200人を上回った。国の指標ではステージⅣ(感染爆発)相当(25人以上)を大幅に上回る状況が続いている。

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