四日市市は1月22日、市内で10歳未満から80代の男女71人が新型コロナウイルスに感染し、50代男性1人が死亡したと発表した。感染者数は前日の59人を上回り、4日連続で今年最多を更新。市内の感染者数は延べ4319人、死者は26人となった。
市保健所によると、年代別内訳は、10歳未満12人、10代6人、20代21人、30代16人、40代7人、50代5人、60代3人、80代1人。7人が無症状、その他は軽症から中等症で、29人は感染経路がわかっていない。30代男性、同女性、40代男性の3人は再陽性だった。死亡した50代男性は、救急搬送後に死亡し、その後の検査で新型コロナ陽性が判明した。
感染者のうち園児4人は、既に検査で陽性が判明していた女児と同じ保育施設に登園し、濃厚接触者として検査を受けていた。市内の福祉施設に勤務する20代女性は、職場関係の接触者調査が進められている。また、40代男性1人は県外事例として発表された。
市内の1月16日から22日までの1週間の感染者は計355人で、前週(同9日から15日=計169人)と比較し約2倍に。人口10万人当たりの感染者数は114・52人で、国指標のステージⅣ(感染爆発)相当(25人以上)を大幅に上回る状態が続いている。
※1月22日午後3時17分追記